お久し振りすぎてすみません。
日々何をしていたかというと、人の結婚を祝ったりFabric集めたり有元葉子さんの素晴らしさに気付いたりして……いたのかな。ほんとは「最近行った展示」ということで、アネット・メサジェやゼラチンシルバーセッション、ピカソなどなどについて書きかけのものが半月ほど放置されてるんですが、もう今更……、という感じでとりあえず寝かせておきたいと思います。今挙げた3つはどれも素晴らしかった、とだけここには記す。
日々何となく記録というか、世の中に対する足跡みたいなものを残したいという欲求は少なからずあり、そういう私にとってweb上の日記(とはもう言わないのかしら)というツールは非常に好都合なんだろーなと常々思っておりました。
で、ここ最近今更ながらにTwitter始めておりまして、凄い面白いなと思っているんだけど、TwitterとblogとLast.fmとBloglinesと……極めつけは8tracks(というかmuxtape)。こーいうの全部総合的にやれちゃうのがもしかしてmixiなんだけど、そういう「元ネタ」的なところを利用すればする程、mixiはパクりの集大成だなと思ってしまって何か困ってます。
一ヶ所で出来るならそのほうがいいのかもしれないんだけど、mixiというフォーマットになると何かが途端に失われる。専門性なのかセンスなのか、それはわからないんだけど。
でも色々ある中で「いい出会い」みたいなのをくれるのもまたmixiなんだよね(人という意味で)。あと嵐の情報とかね。レビューはmixiでやってしまっているし(やや不本意)。何か上手く使い分ければいいんだろうけど、ちょっと時間がかかりそうです。紙というツールもあるしね。
みなさん来年の手帳はどうされましたか?
私は今年
cafe eightのものを使っていて、もう最高でした。大絶賛。ただちょっと可愛すぎるので、ビジネスシーンなどでは甘く見られるかもしれない。というところを除けば言うことなし。なので来年も是非使いたいのだけど、まだ店頭に出ていないという……。
クオバディスのこっちをうっかり買ってしまいそうなので早く出てほしいです。今年は中身も完全オリジナルということなので楽しみ。オススメです。
プライベートのメモ的なものについては、もはや全くもってMOLESKINEに対する信頼も興味も失ってしまいました。だからといってかわりになる手帳の存在が無く、今困ってます。でももう無印のA5で80円くらいのうっすいヤツでもいいかなとか思ってたりして。表紙にステッカー貼ったり落書きしたり、こういうのって30代まで続いてることが吃驚なんだけど、多分今後もやっていくんだろうな。
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それと今更ですが困っていること2点。green休止と洋販の倒産。
前者はただでさえ着る服がわからなくて困っている矢先とゆーか、まぁファンまでいかないのでアレですが、理由が理由だけにちょっと残念。出産/育児が人として大事な営みなのはもちろんわかるけど、フィービー・フィロがクロエのデザイナーを辞めたときとはちょっと訳が違うよねって話。まぁ日本人は甘いということなのかもしれない。
それから洋販の件は本当に困っていて、ユトレヒトがpurpleとSELF SERVICEのディストリビュートはやってくれるそうでお願いしますという感じだけど、何か釈然としない。上記の色々なweb上のツールは無料で速くて能動/受動も自由自在。ってのはよくわかるし(利用していると尚更)、利用されなくなる本の側にも落ち度はあるだろうと思うんだけど……。まぁ、残るものは残るってことなのかもしれない。あとは残す側の「質」の問題ということかな。
そしてそれは本に限らずなのであって、ハイ。
とりあえず最近は『風姿花伝』が難しすぎるので先に
こちらを読んでいる。
『縁は異なもの』- 白洲正子/河合隼雄
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これも今更感ありますが、今の私にはドンピシャ(死語?)。能、両性具有、かくれ里。つまり日本ということなんだけど。非常におすすめです。私は澁澤龍彦みたいなのはあんまり食指が動かなくて、何でなんだろうと常々不思議だったのだけれども、こういう本に出会うと、ああ私はこーいう攻め方が好みだなと思う。
っていうかTwitterが日本で受け入れられている理由ってここにあるんじゃないのか。mixiのエコーでもいいんだけどさ。
何か徒然感が甚だしいのでこの辺で終わろうと思いますが、本日何がいちばん言いたいかといいますと、
8tracks始めました!改めて私はHMV渋谷でいうと2Fではなくて3Fの人なんだなーとしみじみしております。やっぱ歴史があるってことなんすかね。割と残念。