どーも。疲れもピークで安室さんばっか聴いてる32歳です。
何というか、疲れてるぜちくしょう!みたいな清々しい感じは全くなくて、何かいつも眠い(春眠暁を……てことなのでしょうか?)し、身体は痛いし頭は痛いし甘いものは摂取するし運動しないしと人間の末期のような状態。とは言え、一時の精神的ドローン状態からは抜け出したのかなと思ってます。
そんな私の気分に安室さんはピッタリなのであります(安室ちゃん、とはとても呼べないオレであります)。
というわけで、Tara Jane Oneilのライヴも行ったりしましたが(そして大変感動しましたが)、本日は安室さんについて。
安室熱がかなり盛り上がっていて『60's70's80's』(←インストだけ聴いても面白い)に続いて『PLAY』のライヴDVDも買ってしまったのですが、ホント感動してしまいまして。フィルターの問題というのは勿論あって、例えばTaraとかSONIC YOUTHに求めるものを、私は安室さんに求めないです。
何かこう、サーストン・ムーアに求めるものをDEATH NOTEのLには求めないように、です。
それを踏まえて。なのですが、とは言えキャラ立ちというところが私にとっては非常に重要で、それゆえ安室さんはとても不思議な存在だなと思っているのです。どういうことかと言うと、あんまりキャラが立ってないんですよね。たぶん。同じavexで言えば浜崎あゆみとか倖田來未とかが対抗馬となるのかもしれませんが、その差は歴然で黙々と音楽に向き合っている感。音楽というと語弊があるかもしれないけど、職人側なんじゃないかと思います。
あんまりプロデュースの匂いを感じない。
あゆは自分で、倖田は他者が、それぞれもんのすごいプロデュースしてますよね、たぶん。安室さんもそうなのかもしれないけど、何というかそれよりも歌って踊ります、みたいなところがあるような気がします。
等身大というとちょっとアレなんだけど、腕に母親と息子の墨を入れ、色々色々あって、常にトップ立ち続ける、というだけでもまずありえないのですが、それを演歌みたいに見せないところがスゴイと思うんですね。『WANT ME, WANT ME』の「Ah-, ha」のトーンとか『WHAT A FEELING』の「エキサイトしすぎてオーバーヒート」の発音とか……。あの平熱感はなかなか出せるもんじゃないなーと。そんであの笑顔でしょ。しかもアイドルじゃないですか、基本的に。
ライヴDVDを見るにつけ、MCは殆どなくて、最後に「今日は本当にありがとうございました!」「また遊びに来てね、バイバイ」。
凄すぎて涙が出てしまいます。
まぁ何というか生き方本みたいなの出して欲しくない人ナンバーワン。という感じです。
で、色々なレビューを見ていると「安室ちゃんホントに30歳?」とか「年齢を感じさせない」とかいうコメントが目立つのですが、君たち、30歳は結構なおばさんだと思っているんだね?そーかそーか。