どうも。
みなさま、今年の年越しはどのよーにお過ごしですか?
私は
コレなのかなーとボンヤリ思ってます。絶対!という感じではないのだけど、まぁこれでもいいかなという感じで。今年UNITお世話になったし、何となく。
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そう思ったら早いので、A MOUNTAIN OF ONEのCDを買いに行きました。
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で、前々から書きたかった『CDを買う』ということについて。
先日
とても好きなblogが復活しており嬉しくおもったのですが、そこに『ファッションは身銭切ってなんぼ』というくだりがあったんですね(無断引用すみません!)。
そこに深く共感いたしております。
これって、ファッションに限ったことではないと思うんですね。
ちょっと、話は飛躍してしまうかもしれないのだけど。
最近の若い子はCDを買わない、という話をよく聞く。実際は色んな子が居るとも思うんだけど、やっぱりそれなりに何人かと接して感じるのは、とにかく『ソツがない』ということ。
あぁこれがCD買わない世代なんだな、と納得したりする。なんとなく。愛想もいいし、勉強できるし、色々知ってるし、アイデンティティもはっきりしている(ように見える)し、挨拶もできるしヴィジョンもしっかり持ってる。
凄く明確だし、最短距離という感じなのね。で、変に深くない。フラット。ポジティヴなんだけど個人主義で、ドライ。
なんつーか、ダサくない。まったくもって。
例えばCD貸すとすると、次会ったときに「ありがとうございました!」って返ってくる。以上なんですよね。エ、そんだけ?みたいな。
多分PCにとりあえず落としましたみたいなことなのかなと思うんだけど。で、それが悪いということではないのだけど、やっぱり私はそうはいかないなって思うんですよね。
CDという素材が環境に対してどーのって話はとりあえず置いておくというか、別にオンラインでの購入でもいいわけだけど、アーティストに敬意を払ってペイする感覚とか、洗練されてない回り道かもしれないけど、通ってみないとわからないでこぼこ道の感じとか、ジャケ買いして実は思いもよらないところと繋がっていることに感動したり、そういうのってあんまりないのかなーと。
やっぱりネットの存在がでかいですよね。
何でも検索できちゃうし、試聴できちゃうし、何となく知れるから。最短距離でデータはばっちり拾えるというか。前提として、そういうものがあるのとないのでは、ガラリと変わってしまいますよね、姿勢というか。
失敗も少ないし、ある程度見当がつくし、効率がいいっていう。
割り切れる感覚。
そんな世の中だけど、私は身銭を切る感覚を忘れたくないと思うんです。私にとってとにかく身銭切ってるのは音楽と本(雑誌含む)なんだけど、やっぱりジャケットをわくわく開封したり、紙の質感に感動したり、そういうことを能動的にやりたい。失敗もあるからこそ。というか。
しつこいのですが、どっちがいいとかいうことではなくて。
世代なのかな、ということにつきる。
格好悪いことを知っているというか。格好悪いことのなかにしかない輝きみたいなもの。ファッションも、ソツなくずーっと来てます、ってより、やっぱりクラッチのブラウスにミゼラブルの空色パンタロン合わせてた信じられない時代があったわけで、それをバカだなーと冷や汗かきながら愛おしく思うし。いや、愛おしいのか?恥ずかしいだけなんだけど。
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つーわけで、A MOUNTAIN OF ONEの他にChristopher Willits、RTX、LOW、PUSH BUTTON OBJECTS、PREFUSEの新譜も購入。
今のところPREFUSEに感動かな。
RTXのメンバーがSKID ROWのTシャツ着てることに心の底から閉口。
以上!
で、みなさん年越しはどんな感じ?
A Mountain Of Oneのみなさまはこんな感じ。