村上春樹の『ダンス・ダンス・ダンス』を読んでいる。
とても面白いです。
ただ不明な点もあり、それっていうのが、青春三部作とは関係ないと思って読んでたけど、どうやら全然繋がってるらしいですね…、みたいな。どれも読んでないんだよね、まだ。嫌になっちゃう。
しかし村上春樹はすごい。
先日『アカルイミライ』という映画を観ました。
まぁ面白かったんだけど、随所に出てくる『時代感』が非常に辛くてですね、ある意味ジュリアナでボディコンで…みたいなのを見せつけられているような。パンタロンに厚底の革靴でもいいんだけど。あるいはロールアップしたゆったりめのジーンズにボーダーの靴下、ラバーソールとか。アムラーの細い眉毛とか。何でもいいんだけど。
そういう、今見るとちょっと痒いなーみたいな時代の象徴って沢山あると思うんですが、村上春樹の小説にはそれをあんまり感じないんですね、キーワードは出てくるのに。例えばSEX PISTOLSとかもそういうの感じないですよね。でもShampooは感じる。
その違いって何なのか?
それは本物かそうじゃないかだ、ということになるのかもしれない。乱暴に言うと。なんとなく。音楽の世界では間違いなくそうじゃない?POP GROUPを聴いて恥ずかしくなることなんてあり得ないでしょ?
もうこのへんでやめておこう。
★
で、土曜はSOFTのライヴがあったので、ひとりでUNITへ。
井上薫と岩城健太郎が主催の『FLOATRIBE』です。
来場者ひとりにつき一本の木が植えられるらしいですよ〜。エコロジーばんざ〜い(棒読み)。
とりあえず、ひとりでUNITオールというのはよく考えたらはじめてだったのだけど、結構いけた。
というかSOFTがサイコーでした。
思うんだけど、SOFTって屋内のほうがいいような気がします、野外より。野外だと必要以上にアンビエントに聴こえるというか。屋内だともう「踊らずにはいられない!」という感じになる。
会場の雰囲気も凄くよかった。お客さんも、主催者2人(この2人のコントラスト、凄くいいと思います)のDJも。
帰りはなんと、踊り続ける主人公を気取って(うそ)、
UNITから家まで歩いて帰りました。やればできる。