どようびのあさ。
展示会で買い付けてたIVLAUXのガーゼシャツが届きました。ワーイ
どうでもいいんだけど展示会で買い付けたりしちゃうのって、ファッション業界関係者だけかと思ってました。私にもそういった機会があったりすんのね。長生きはするものですな。
まぁそれはいいとして、ガーゼシャツ。
届いたものを実際に見て、かなり感動。非常に好みです。
あのねー、最近私は服に関してほんと困ってるんですよ。
年齢の割に収入が少ないということも勿論あるんだけど、これを着たい!とかこれが欲しい!とかいうものが、べらぼうな値段なのが普通っていうか。例えばへーこのアンのジャケット可愛いなーとか思ってタグ見ると15万とかね。
しかも昔を知ってるだけにっつーかさ。昔アンがけっこうかっこいいバッグを出したことがあるんだけど、4万だったんだよね。レザーですよ勿論。なんだったんだろー、あれ。今だったら10万は軽く越えるんじゃない?
あと、未だに買わなかったことを後悔してるマルジェラのウエスタンブーツ(私の日記を5年とか読んでくれてる人は、またこの話かって感じだと思いますがスミマセン)。あれなんて6万ですよ6万!今じゃありえないですよね。どうしてこーいうことになってしまったのかちら?
いっとき、ラングがパリからNYへコレクションの場所を移したあたり。プラダ傘下にはいったあたり。突然高くなったことがありました。凄い高級素材でセンシティヴな凝ったつくりだからそうなったのだとお店の人は言っていたけれど、凝ったつくり=縫製がしっかりしている、というわけでは勿論ないので、ちょっと伸ばせばすり切れるようなセンシティヴに1mmも魅力を感じない私は、さーと退いたのを憶えています。
そういったことが今や、かつて好きだったブランド全般に言えるような気がします。
で、話戻ってIVLAUXなんだけど。
まず縫製。それから押しつけがましくないストーリー性というのかなー。空気感。奇をてらっている訳ではなく、しんしんと響くインパクトを持っている。そういうところに、いちいち感動。
つくっている方達と実際にお話したからというのも勿論ある、概して、私は作り手に興味を持っているので。でも何かこう・・・そういうことじゃないんだなぁ。上手く言えないけど。
好きなデザイナーとかって、今半ば義務感というか「好きなはず」みたいな感じで答えてたりするけど、実際服を見て感動することが年々少なくなっていて。そういうところを「私別にファッショニスタじゃないんで。」とかって逃げてた部分があったんだけど(これは私の場合何にでも言えることで、「主婦じゃないんで。」「メイクアップアーティストじゃないんで。」「写真家じゃないんで。」・・・ほんと、いつまでたってもお子様で中途半端なんですね。困ったものです)、ああ、やっぱり服で感動することってあるよね、って。凄い嬉しかったんですよね。
もっと沢山買い付けておけば良かった。
ほんと、IVLAUXを教えてくれたエリサに感謝です。って結局ソレかよ。